セルフケアの重要性

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セルフケアの重要性

なぜセルフケアとウェルネスは重要なのでしょうか?

 

まずセルフケアの意味を定義しましょう。セルフケアとは、「自分自身の健康を維持・改善するために行動する習慣」と定義できます。あるいは「特にストレスを感じている時期に、自分自身の健康と幸福を守るために積極的な役割を果たす習慣」とも言えます。
一見すると、セルフケアは自己中心的なものと見られるかもしれません。特に日本のような集団重視の社会では自分の欲求を他者よりも優先させるものだと思われるかもしれません。しかし実際には、自分自身のセルフケアを優先することは、社会に最大限の努力で貢献するために最優先されるべきものです。

ここ数世代で状況は改善されたかもしれませんが、現代社会において私たちは人生の大半を仕事に費やし、貴重な時間・労力・才能を給料を稼ぎ、自身と家族の生活の維持するために使っています。
また子育てや家族の世話など、無給で過小評価されている労働も多く存在し、それらも仕事と同様に重要であり疲れるものです。
もちろん懸命に働き、自分の才能を最大限に発揮することは悪いことではありません。特に仕事にやりがいを感じ、自分の目的と一致している場合は社会に多くの革新や進歩をもたらし、多くの人々の生活を直接的・間接的により良いものにすることができます。しかし、物事のバランスが崩れた時、現代のライフスタイルに伴うストレスや重圧に苦しむこともあります。

長時間労働により休息やリフレッシュのための個人的な時間がほとんどない状態が続くと、ストレスや燃え尽き症候群を引き起こします。その結果、過度の飲酒・過食・喫煙・その他中毒性のある行動などストレス解消のために不健康で有害な習慣を繰り返し、一時的で短期的な安らぎを得るだけで、長期的には気分が悪くなることさえあります。
フルタイムの介護のような従来型の仕事をしていない人でも、子どもや家族のニーズに集中するために、自分のニーズを無視しなければならないように感じてしまうことがあります。しかしこのようなアンバランスなサイクルは、長期的な健康への悪影響や根本的な不満や不幸感に繋がる可能性があります。

私はニューヨークでクリエイティブ・プロフェッショナルとしてのキャリアをスタートさせた最初の数年間で、このことを身をもって体験しました。
デザインスクールを卒業し、夢を実現して理想的な仕事を見つけた時でした。外から見れば私の人生は完璧でした。自分のスキルを磨き、刺激的なプロジェクトに携わり、業界内の多くの才能あるクリエイティブな人々と触れ合い、ニューヨークのような大都市に住むことで得られる多くのメリットを楽しんでいました。しかし実際には、私はとても不幸でした。

仕事は楽しかったのですが、会社や業界全体が自分の価値観に合わないことがすぐに分かりました。尊敬できる人は多くいましたが、自分自身がいる環境は有害に感じられました。
それを認識した上で、世界で最も物価の高い都市のひとつであるニューヨークで、長時間安い給料で働き、日々通勤に時間を費やすというニューヨークのカオスな日常に対応していました。
その結果常にストレスと不安を感じるようになり、無意識のうちに不健康な行動でそれを解消するようになったのです。

友人や同僚の多くが同じような問題を抱え、同じような行動をしているのを見て、最初はこれが普通だと思っていました。しかし、常にストレスや不安を感じ、体重が増え、無気力でやる気が出ないという状態になっていきました。さらに頭皮や皮膚に非常に乾燥したかゆみのある赤い炎症ができ始め、 その症状はストレスが高まった時や生活習慣が特に不健康になった時に悪化しました。
医師の診察を受けた結果、治療法のない自己免疫性皮膚疾患であるストレス性乾癬と診断されました。私の身体は自分自身に変化が必要だと訴えていたのです。

自分自身のケアを優先しないと、ストレス、燃え尽き症候群、さらには病気につながる可能性があります。アンバランスな状態や不健康な状態では、周りの人々の役立てません。仕事でのパフォーマンスは低下し、個人的な人間関係に充実した時間を費やす余裕もなくなり、有意義な社会貢献ができなくなります。
それ以上に、人生が本質的にストレスフルで困難なものだと受け入れる必要はありません。
人生には自分の力ではどうにもならないことが沢山ありますが、どう行動するか、自分をどうケアするかは、常に自分自身でコントロールできます。
飛行機で緊急事態が発生した際に客室乗務員が常に指示するように、他人を助ける前に必ず自分の酸素マスクを装着するのです。自分自身の健康ケアに時間とエネルギーを割かなければ、周りの人々を助けることはできません。

CBDは、私たちがウェルビーイングを優先するために利用できる数あるツールのうちの1つに過ぎません。リラックスや休息を助けるなど、健康への効果が期待される天然由来の化合物であるCBDは、私たちが最高の自分でいられるようなエネルギーや意欲を持てるよう、休息や英気を養うための休止時間を最大限に活用するのに役立ちます。
しかしCBDを使用することを超えて、私たちの社会は身体的にも精神的にも自分自身をケアすることを優先し、常に自分の体調をチェックして健康的な習慣や慣習を日常生活に取り入れる必要があります。
ウェルネスは内省の旅であり、内面の声と体との調和を追求し、自分自身をケアするための選択を積極的に行うことです。

 

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