近年の研究では、CBDには潤いを与える効果があり、気になる箇所に塗布することで皮脂と水分バランスを整え、肌荒れを防ぐ効果が示されています。また、皮膚表面の保護膜を補うことにより、外気や紫外線による乾燥や刺激から肌を守ると言われています。CBDが肌の保湿に役立つと示唆されている調査もあります。

古代中国で四大美女の一人として知られる唐の楊貴妃が愛用したシロキクラゲは、何世紀にもわたって美容成分として使用されてきました。シロキクラゲエキスは植物性保湿剤です。高級感のある使用感と肌の角質層まで潤いを与える高い保湿効果をもたらします。

ヨーロッパの伝統薬用植物ゲンチアナ（リンドウ科）から抽出したエキスです。敏感肌の方にも適しており、肌の保湿・ひきしめ・やわらげる等の整肌効果をもたらします。

セリ科植物ツボクサの葉および茎から抽出されたエキスです。インドの伝統医薬学アーユルヴェーダや漢方薬の原料としても古くから用いられてきたツボクサ。天然化合物が豊富に含まれる植物で、肌に潤いを与えて肌荒れを防ぐ効果が期待できます。ニキビや肌荒れを予防する化粧品にもよく使用されている成分です。肌のターンオーバーが乱れがちな季節にぴったりの成分です。

古くから漢方薬として知られているカンゾウ（甘草）の根または茎から抽出したグリチルリチン酸を水に溶けやすくした成分です。医薬部外品の肌荒れ防止成分としても承認されています。毛穴の開き対策や、セラミドの働きをサポートする働きで、潤いのある健康的なバリアで肌を保護するため、敏感肌の方のスキンケアにも向いています。

皮膚の角層内のNMF（天然保湿因子）の約40%はアミノ酸でできています。アミノ酸は皮膚を構成するタンパク質を含む、すべてのタンパク質の根幹です。アミノ酸が数個から数十個つながったものをペプチド、さらに100個以上結合したものをタンパク質といい、皮膚にとって欠かせない重要な成分です。多くのアミノ酸には高い保湿効果があり、セリン、アラニン、グリシン、リジンなど、さまざまなアミノ酸が肌に潤いを与える成分として使用されています。