-
-
CONTENEが国内メディアサイトCBD JAPANで紹介されました
Posted on -
私は生まれてから小学校1年生までを東京で過ごし、大都会が自分の居場所だと考えていました。テンポが速く刺激的で、多様な人々が共存し、アートやクリエイティブの表現がそこかしこに見られました。私はその大都市でしか味わえない溢れるエネルギーに共鳴し、求めていました。そのため幼少期の大半をアメリカ郊外で過ごしながらも、高校卒業後はニューヨークに拠点を移してデザインを学びたいと感じていました。
ニューヨークでの最初の数年間はParsons the New School for Designにて学士号の取得に費やし、刺激と驚きに満ちた日々を過ごしました。
ファッション・アート・デザイン・カルチャーの中心であるこの街で、できる限り多くのことを吸収しました。私は若くてエネルギーに満ち溢れていたので、この街で提供されるものはどんなことでも受け入れる準備ができていました。
卒業後はマンハッタンのダウンタウンにあるクリエイティブエージェンシーに入社し、グラフィックデザイナーとアートディレクターとして業界のリーダーたちと一緒に仕事をし、ワクワクして誇りに思える作品を作る夢のような仕事を手に入れました。
しかし誰もが思春期から大人へと成熟していく過程で、自分の人生の方向性や目的、正しい道を進んでいるのか、自分の可能性を最大限に発揮して行動しているのか、など考えさせられる多くの課題に直面するようになると思います。
私はニューヨークでの生活が好きでしたが、大人としての日常生活の現実が身にしみてきて、あれほど心を満たしてくれた刺激や好奇心の感覚を失い始めてしまいました。
自宅から職場までの長い通勤時間や多くの仕事量と厳しい納期によるストレス、自由な時間を友人との時間に費やすか、自己管理に費やすのかのバランスを保つことへの苦労、そして将来への不安などこれらすべてが徐々に心に重くのしかかるようになりました。
このようなストレスや不安の積み重ねの中で、気がついた時にはバランスの取れた生活が送れなくなってしまいました。
仕事に全力を注いで燃え尽きた気持ちになったり、一方で自由な時間にはなんとかストレスを解消するためにパーティに明け暮れたりと、精神的にも肉体的にも良いものではありませんでした。
このようなストレスフルな生活を続けているうちに、頭皮に炎症が起こるようになり、最終的にそれは他の部位にも広がっていきました。
皮膚科を受診したところ、「乾癬(かんせん)」と診断を受けました。乾癬は皮膚の炎症、乾燥などを引き起こす慢性的な難治性皮膚疾患です。これまでにこのような症状が出たことはなく、医師からは「ストレスが引き金になっている可能性が高い」と指摘されました。
これが私が救済を求めるようになったきっかけです。最初は処方された強い薬を試し、肌のかゆみや刺激は和らいだものの、肌が弱くなり、赤みや内面的な不安も残っていました。
これは長期的な解決策にはなるものではなく、長く使い続けると悪い副作用が出る可能性があることもわかっていました。
また、体内の健康状態が肌に直接影響していることにも気がつき、特にストレスを感じている時やよく眠れていない時、不健康な食事をしている時はとりわけ肌の状態が悪くなることがありました。
これらの経験から、強い薬に頼るのではなくもっと自然な方法でこの症状を改善し、ライフバランスを整えることができるはずだと考えました。
そこで私はアメリカで販売されている、CBDなどの様々な製品を試してみることにしました。丁度この時期はCBDが全米で認知が高まり人気がで始めたタイミングで、多くの企業がストレス緩和や肌荒れへの効果などを謳っていたので私も試してみることにしました。
ドリンク・食用オイル・食品・電子タバコなど、CBDを取り入れたさまざまな製品があり、価格もブランドによって幅がありました。
リサーチを重ねて、アメリカで最も評判の高いブランドから入手できるいくつかの最高品質の製品を試し、ようやく強い副作用を伴わない緩和策を見つけました。
バランスの取れた生活にするため生活習慣をを変えることに加えて、CBDを定期的に使用し始めたことでストレスと不安をコントロールし、肌の状態改善にも素晴らしい結果を得ました。日々のストレスを感じることが少なくなることで、不安をうまくコントロールできるようになることで肌の状態も良くなり、自分自身をより良く感じることができるようになりました。
もちろんCBDは万能薬ではなく、その効果はまださらなる科学的研究が必要です。しかし、もっと運動や健康的な食事をして、よりバランスのとれた生活を送るという自分自身の努力に加え、CBDは私の健康管理をより影響力と意味のあるものにするためにあらゆる点で役に立ちました。
転職や最終的にニューヨーク大学でビジネス修士号を取得することを決めた後、コロナ禍は起こりました。偶然にも2020年3月は私が日本に帰国していたタイミングで、そのまま大学院の修了まで日本に滞在することになりました。
世界が未曾有の変化を遂げる中、卒業したばかりの私は次に何をすべきなのか考えていました。ニューヨークで10年間生活し、学びたいことを学び、経験したいことを経験し、自分も変化する準備ができたと感じていました。
ビジネス志向の起業家一家の一員として、私には自ら会社を興したいという思いがずっとありました。10年間のクリエイティブ業界での経験を生かしつつ、人々の役に立ち、どうにか世界をより良い場所にするような会社を作りたいと考えていました。
CBDの個人的な体験から日本のCBD業界の現状を調べ始め、日本市場にとって意味のあるものを作れる可能性を見出しました。こうしてConteneは誕生したのです。
私にとって最も重要なのは、品質・審美性・目的に対する高い基準を満たし、本当に信じられるものを作ることでした。
Conteneの理想は、単に製品を販売することだけではありません。重要なのは生活におけるウェルネスやバランスとは何か、それは自然と調和したホリスティックな方法でどのように達成できるのか、そして私たちの心と体を大切に思いやりを持って扱うことのできるより良い未来を想像してもらうことが私の目標です。
私はこの社会において、誰もが美しさに満ちた幸せで健康的な生活を送れる場所に発展できると揺るぎなく信じており、その変革に少しでもお役に立てれることを願っています。